BLOG

シンボルモニュメントを制作したご縁で前橋市の表敬訪問団として  

市長 議長 コンベンション協会等の方々と 本部のあるイタリア オルヴィエート

で開催された20周年を記念する国際会議に参加してきました 


市長のプレゼンでのKoichi Mogi 制作のシンボルモニュメント紹介

cittaslow  slowcity チッタスロー スローシティー


チッタスロー国際連盟の創立20周年記念式典がテアトロ・マンチネッリでおこなわれ 名誉会長やオルヴィエート市長らが出席 ルイジ・マンチネッリ管弦楽団のパフォーマンス

チッタスロー総合会議がおこなわれたパラッツォ・デル・ポポロは12世紀に建築が始まった趣ある建物 

認定者は活動報告や取り組みを 認定を希望するものたちは精一杯のアピールをしている 

行政単位の認定の裏で 民間の個人団体の幾千の努力がある

オルヴィエート大聖堂でのミサ ここでの歓迎コンサートの様子は 多くの飛んでしまった写真データの中に...

翌日もオルヴィエート大聖堂 聖体祭へ 様々な人たちの行進 やはり鉄のアーティストとしては金床でしょ 

集合写真 

こんな風体だから俺はいつも声をかけられる 日本では気になっても接してこない人が多い 国際交流に対する日本人のスタンスはもっと積極的にあるべき 

仕事でも観光でもない貴重な機会 通常では出来ない経験ばかりだった 日本での認知度は低いけれど 世界での動きは活発 前橋赤城に日本を入れるのも良いのではないかと思う 大都市を叫ぶだけではなく 小さくとも充実させる事の意味 個性や文化を大切にするのもチッタスロー あなたがいる事がこの表敬団の個性 横並びじゃチッタスローじゃない リーダーの言葉に少々照れる ゆっくり進むというマスコットキャラクターのカタツムリには 農薬を使わないという意味も含んでいる事を最後の最後に知った もっと世界へ目を向けよう そしていつも応援してくれる仲間たちに心からの感謝 

ソニックシティで毎月行われていた日本フィルハーモニー交響楽団の 

講演会パンフレット用に制作  

12か月で12体 好評だったので彼らはもう12か月各地での演奏の様子を見せてくれた 

数年にわたるプロジェクトだった 

沢山の場所で演じた彼ら  

今は上毛新聞TRの一階に収蔵設置されている


夕暮れ時に彼らはやってくる 

誰そ彼は 

灯が発明されてしまったから 

彼らの居場所はなくなった 

国内 ドイツのコレクターたちの元へ旅立った


 GRA王国第2アトリエ 地球屋GLRAS Factory  

古い溶解炉の残るガラス工場跡地にたたずむ鉄の住人達 

フォトジェニックでノスタルジックな無二の空間 

撮影会 展覧会におすすめ 


コブチンの不思議なファッションショー コブコレの様子


 YOU CREEK BE  

県都前橋糸の市。繭と生糸は日本一。

養蚕は前橋市、群馬県、そして日本を支えた重要な産業であった。数年前私は前橋市に奇跡的に残された撚糸工場の古いイタリー式撚糸機に出会った。そしてアーティストの視点から絹産業遺産としてこれを残したいと思い、GRA王国メタルシルクプロジェクトを始めた。

今回の作品はこのイタリー式撚糸機を使って制作した。奇しくもCittaslowはイタリアから始まった。そしてこの機械は前橋の文化を支えてきた。

7つのスリット部は宮城、富士見、芳賀、大胡、粕川と前橋、オルビエートを表し、そこから様々な方向に広がり始める芽生えは多様性を、ユニークな彫刻は個性を表している。

窓には実を付けた大木の枝が向き合い、これは前橋とオルビエートを表現している。


色んな方向に広がる小さな芽生えが大きくなって沢山の実を結びますように

それは大海をつくるそれぞれの流れ



YOU CREEK BE 作品タイトルについて

水と緑と詩のまち

水はCREEK水の郷

緑は芽生え実を結ぶ

詩は言葉遊び

 

YOU CREEK BE

あなたは小川 

大海を作るそれぞれの流れ

スローシティーの意義

急がずにしっかりと

独自の文化と言葉で

YOU CREEK BE

ゆっくり行くべ

変化は幸福や悲劇を伴って突然やってくる 

それは死の宣告にも聞こえた 一方で新たな

命が生まれた 

降りかかった対照的な変化を世の中と併せて想う 

終わったわけではない 始まっていないわけ

でもない 始まりが終わっただけなのだと 

僕は 僕らは何処へ向かうのだろう 

この扉の向こう その先にあるものは・・・

それはそれぞれの意識にかかっている 


中之条ビエンナーレ かねんて倉庫 

(先天的頸椎異常による痺れ めまい 痛み等で日常生活もままならなくなっていた時期)

古いイタリー式撚糸機械で制作した巨大な鉄の繭 糸の記憶の正面モチーフ 

メカニカルでスチームパンク 

美術館で展示した時は10メートルの鎖でつながっていた 

78.5㎡の世界 

自由と制約 理性と感情 能動と受動 生と死 

鍵と錠を使い分けて限られた世界をこそこそと動き回っても 

それは目の届く場所

奇跡的に残された古い撚糸機械との出会いから 

GRA王国Metal-Silk プロジェクトが始まった 

古いガラス工場跡の荒れ果てたこの場所を 

クラウドファンディングで整備

地球屋GLRAS Factory 

フォトジェニック 唯一の空間